※本セミナーは終了いたしました
「パブリッククラウド利用」よりも大切なこと、見落としていませんか?
社会全体でデジタル化が進む中、IT開発・運用は「ビジネス展開」とほぼ同義になり、ビジネスを支えるインフラ運用にも一層のスピードと効率が求められている。こうした中、クラウド利用は当たり前となったが、一方で、近年立ち現れてきた大きな問題がある。
「ITサービスの提供品質」だ。ITサービス/アプリケーションはあらゆるビジネスコミュニケーション手段となり、社会インフラともなっている。そのレスポンスが遅い、停止したとなれば、多大な機会損失、信頼失墜を招いてしまう。しかし多くの企業では、メインフレームやオフコンが残る中、複雑化したオンプレミスの運用に多大なコスト、工数を割いている。効率化を狙ってクラウド移行するも、かえって負担が増大し、「最適化を進める中でハイブリッドクラウドを選択」する傾向も目立つ。だが大きな問題は、スピードや効率ばかりが重視される中で、“パブリッククラウド利用が前提であるかのような誤解”もまかり通っていることだろう。
大切なのは「クラウドを使うこと」ではない。「エンドユーザーの信頼に応えられるかどうか」「そうできるインフラの仕組みになっているかどうか」だ――本セミナーではオンプレ/クラウド使い分けの最新基準を振り返りつつ、「経営貢献できるインフラ&運用設計」の要件と実装ノウハウを解説。スピード、効率、品質の全てを高度化できる「真の意味でのモダナイゼーション」への現実的ステップを紹介する。
こんな課題を抱える方におすすめ
- オンプレとクラウドの使い分け基準は知っているが、「最新の基準」を知りたい
- マイグレーションの主導権、コスト判断の主導権をSIerに握られてきた
- 実はオンプレミスの全容を正しく把握できていない、コントロールもできていない
- ITの主導権を取り戻したい。主体的に経営貢献できる仕組みを知りたい
- メインフレームやオフコンに手を付ける事へのリスクや、人員不足などモダナイズへのハードルが高いと感じている
- オンプレミスのSoRとクラウド上のSoEの有機的な連携など、
ハイブリッドならではのメリットを享受できていない - ハイブリッドクラウド化はしたが、運用がオンプレミスと異なり手間とコストが増えた
- 既存システムの維持・保守に、IT予算の7~8割を割いている
- 「絶対に停められないシステム」を運用しているが、コスト削減要請は非常に厳しい
開催概要
- 名称
- 「クラウドは当たり前」という“誤解”から脱却せよ
「経営貢献できる」インフラ&運用設計と、
現実的な変革ステップ - 会期
- 2024年6月28日(金)まで
- 形式
- オンデマンドセミナー
- 主催
- アイティメディア株式会社 @IT編集部
- 協賛
- 日本情報通信株式会社
- 参加費
- 無料
プログラム
パネルディスカッション
「クラウドは当たり前」という“誤解”から脱却せよ
「経営貢献できる」インフラ&運用設計と、現実的な変革ステップ
番組では、多くの企業における「オンプレミスとパブリッククラウド」運用の実態を振り返り、「両者の使い分け、最新基準」を紹介。さらに、ビジネス目的に貢献できる「真のインフラ・運用設計のポイント」を多数の実績に基づくリアルな知見とともに解説します。
エンドユーザーや経営層に喜ばれる「経営貢献できるインフラ」とはどのようなものか、コスト削減要請に捉われた“形だけのハイブリッドクラウド”から脱却するには、どう変革を進めれば良いのか、インフラに携わる皆さまへの共感とともにお届けする必見の60分です。
株式会社アイ・ティ・アール
シニア・アナリスト
⼊⾕ 光浩 氏外資系IT市場調査会社において15年間アナリストに従事し、ITインフラストラクチャ、システム運⽤管理、アプリケーション開発プラットフォームの領域について、市場・技術動向に関する調査とレポート執筆、ユーザー企業に対するアドバイザリー業務、ベンダーのビジネス・製品戦略⽀援を担当。クラウドサービス市場およびソフトウェア市場の国内における調査責任者も務めた。また、複数の外資系ITベンダーにおいては、事業戦略・企画の⽴案、新規事業調査、競合調査・分析にも携わった。イベントやセミナーでの講演やメディアへの記事寄稿の実績を多く持つ。2023年3⽉よりITRのアナリストとして、主にクラウド・コンピューティング、インフラストラクチャ、開発プラットフォーム、システム運⽤管理の分野を担当。ESG・サステナビリティの情報管理に関する技術動向調査にも従事する。
日本情報通信株式会社
クラウド事業本部コンサル営業部 部長
灘波 誠二 氏1989年、日本IBMに入社、AS/400のテクニカルSEおよびIBM Powerの営業を経て、2023年 日本情報通信に入社。クラウドサービスの営業を経験し、2024年4月に営業系部門の部長に就任。2023年の入社から現職まで既存顧客のシステム更改提案やPowerクラウドの新規顧客開拓を実施し、現在に至る。オンプレミスとクラウドの両ソリューションを展開する中で、お客様への最適なご提案が何かを常に考えお客様の参考になるセッションになればと意気込みを語る。
日本情報通信株式会社
クラウド事業本部クラウドサービス部 グループ長
田部井 貞治 氏1998年、日本情報通信に入社、2005年までAS/400のテクニカルSEを担当、自動車製造会社向けに販売管理システム等SI構築を経験。2006年~現在 IBM Powerのオンプレミス、クラウドの両エリアのおいて提案から複数年にわたり大手流通会社における大型案件のPMと現場を経験後、テクニカル部門のグループ長に就任。現在に至る。オンプレミス、クラウドを問わずお客様の基幹システムの構築、移行さらにはRPG言語を利用したツール作成などのプログラミング経験がお客様の参考になるセッションにつながればと意気込みを語る。
【モデレーター】
アイティメディア株式会社 DX編集統括部 統括編集長
内野 宏信
※講演者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
お問い合わせ
アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp